日本を代表する高級木材として知られるヒノキ。
日本最古の正史である日本書紀には「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。」と記されています。
古くより宮殿や神社仏閣の建材として最適とされてきたヒノキの特徴をご紹介します。
1.耐久性に優れている
ヒノキは伐採してから200年かけて強度が20~30%上がり、その後1000年以上かけてゆっくりと強度が下がっていき元の強度に戻っていきます。
世界最古の木造建造物である法隆寺にも桧が使われており1300年以上経った現在も立派に建ち続けています。
こちらの実験では、夏は蒸し暑く冬は寒い日本の気候風土にヒノキが最適だということがわかります。
2.癒しの芳香
ヒノキの香りには人の心を落ち着かせ、ストレスを軽減し、やる気を引き出す効果があります。香りの主成分であるαピネンには沈静・抗ストレスの他、防虫・坊菌作用もあります。
3.夏はさらっと、冬はあたたかい、なめらかな肌触り
ヒノキ材は杉材比べ硬さがあるため傷が付きづらく、一般的な広葉樹材と比べると適度な柔らかさがあるため触れると気持ちいという特徴があります。木肌はきめが細く素足で歩いても、手で触れてもなめらかな肌ざわりがお楽しみいただけます。ヒノキにツヤと光沢をもたせる超仕上げ加工についてはこちら