Brand Story — Since 1968
創業58年、家族で守ってきた桧の物語。
静岡・磐田の自社工場で、今日も一枚一枚、木と向き合っています。
Chapter 01 — Heritage
1968年、静岡県磐田市福田の地で、初代・林傳一が一軒の材木店を開きました。当時は天竜川の流域から運ばれる原木を製材し、地域の家づくりを支える、ささやかな町の材木屋でした。
時代が高度経済成長から平成へ、平成から令和へと移り変わる中で、合板やシート床材が主流となり、無垢の桧を扱う店は次々と姿を消していきました。それでも私たち林家は、「本物の木の良さを、次の世代に残したい」という想いで、頑なに国産無垢桧へのこだわりを守り続けてきました。
現在は3代目が引き継ぎ、家族でひとつひとつ手をかけて。58年という年月は、ただの数字ではなく、毎朝工場の鍵を開け、木と向き合ってきた日々の積み重ねです。
Chapter 02 — Origin
木曽・吉野と並ぶ「日本三大人工美林」のひとつ、天竜林業地。江戸時代後期から明治にかけて、金原明善らによって植林・治水が整えられたこの地は、150年以上にわたり計画的に育てられてきた、世界でも稀な森林資源です。
天竜の檜が建材として優れているのには、明確な理由があります。標高差のある急峻な地形と、年間を通して安定した降水量。冷涼な夜間気温が冬の成長をゆるやかに抑え、年輪を緻密に締めていきます。一般的な桧よりも年輪密度が高く、油分(ヒノキチオール)の含有量も豊富。だからこそ、香り立ちが良く、耐久性・耐湿性に優れ、何十年経っても深い艶を失いません。
森が良ければ、木は良くなる。その当たり前を、天竜の山は何代にもわたって私たちに教えてくれました。
Chapter 03 — Craft
無垢材の品質を決定づけるのは、製材ではなく「乾燥」です。短時間で水分を飛ばす人工乾燥(高温乾燥)は確かに効率的ですが、桧本来の油分や香り成分まで揮発させてしまい、木肌の艶も浅くなりがちです。
私たちは、半年から一年をかけてじっくりと天然乾燥を行います。屋根を架けただけの桟積みの中で、季節の風と湿度に身を任せながら、木が自分のペースで水分を抜いていく。手間も時間もかかりますが、こうして仕上がった桧は、油分と香りを宿したまま、時とともに飴色の艶を深めていきます。
仕上げは「超仕上げ」。サンドペーパーではなく、研ぎ澄ました鉋(かんな)刃で薄皮一枚分を削ぎ落とすこの工程は、表面精度0.1mmを目指す、職人の集中力との勝負です。
Chapter 04 — Message
言葉でいくら語っても、桧の本当の良さは伝わりきりません。
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