超仕上げを終えた桧フローリングの艶やかな表面
HAYASHI LUMBER — SINCE 1968

一枚の桧に、
五十八年。

静岡県磐田市 ── 桧ひと筋の材木店がつくる、無垢フローリング。

SCROLL

塗装で着飾らない。
プリントで似せない。

桧の無垢材は、木そのものが商品です。
だからごまかしが利きません。

乾かし方、削り方、仕上げ方。
その一つひとつが、そのまま床の表情になります。

OUR PROCESS

一枚の板ができるまで。

すべて、磐田の自社工場で。

01青空の下、桟積みして天然乾燥させている桧の板
AIR DRYING

太陽と風で、ゆっくり乾かす。

一枚一枚のあいだに桟を挟み、外気にさらして乾かします。機械で急がせず、時間をかけて水分を抜いていく ── 昔ながらの天然乾燥です。

ゆっくり乾いた桧は、色艶と香りが残り、狂いが出にくくなります。ここで急ぐと、その分だけ床になってから木が暴れます。

02抜け節をドリルでくり抜く穴あけ工程
BORING

抜くか、残すか。一枚ずつ見極める。

乾燥を終えた板は、一枚ずつ目で見て、抜け落ちそうな節や欠けをドリルでくり抜きます。

ただし、抜けばいいというものではありません。抜きすぎれば一枚の表情のバランスが崩れ、残しすぎれば床になってから抜け落ちる。板全体を見て、ここは抜いて埋木で直すか、パテで納めるか ── その見極めこそが、この工程の仕事です。

03くり抜いた穴に桧の駒を槌で打ち込む埋木の工程
WOOD PLUGGING

抜いた穴に、桧を埋める。

くり抜いた穴には自然由来のボンドを差し、同じ桧の駒を槌でひとつずつ打ち込んで、しっかりと固定します。「埋木(うめき)」という、昔ながらの手仕事です。

駒のはまり具合は、髪の毛ほどの寸法差で変わります。だから機械には任せず、一個ずつ手の感覚でゆるさときつさを確かめながら埋めていく。桧に桧を埋めた床は、年月とともに一緒に飴色になっていきます。

04モルダーに桧の板を投入する工程
MOLDING

狂いなく、削り出す。

四面を一度に削り出すモルダーで、厚みと幅を整え、実(さね)を刻みます。当社はこの心臓部を、2026年に最新機へ入れ替えました。

機械が古いと送りにムラが出て、寸法の狂いや面の波打ちの原因になります。最新のモルダーと、研ぎ澄ました刃物。この組み合わせが、塗装がなくても光る面を作ります。

05職人が手作業でパテ補修をしている様子
HAND REPAIR

一枚ずつ、人の手で直す。

小さな節の欠けやヤニ壺は、一枚ずつ人の手でパテを詰めて均します。機械はここまでやってくれません。

天然の木ですから、表情は一枚ごとに違います。その一枚ごとに手を入れてから、最後の仕上げに送ります。

06超仕上げの工程で桧フローリングを一枚ずつ確認する様子
SUPER FINISHING

超仕上げ。鉋の艶で締めくくる。

最後に、超仕上げ鉋盤でごく薄く表面を引きます。鉋がけと同じ原理で木の表面を「切る」ので、繊維がつぶれず、しっとりとした艶が出ます。

サンドペーパーで磨いた面とは、手触りも、光り方も、汚れのつきにくさも違います。無塗装のまま素足で歩ける床は、この一手間で完成します。

07結束され出荷を待つ桧フローリングの束
SHIPPING

束ねて、市場へ。

検品を終えた板は結束し、木材市場を通じて全国の工務店・お客様のもとへ届きます。

流通に乗っても、作り手の顔は消えません。私たちの床は「誰が作ったか分かる床」です。何かあれば、作った本人が答えます。

桧フローリングの断面。実(さね)加工の精度

断面が、仕事を語る。

実(さね)の噛み合わせは、床鳴りと隙間を左右する生命線。層のように積まれた断面の揃いが、当社の加工精度です。

GRADES

節をどこまで許すか、で選ぶ。

写真はすべて実物です。等級で価格は変わりますが、作り方は変わりません。

節有グレードの桧フローリング実物
節有
節の表情をそのまま活かす、いちばん気取らない顔。広い面積・コスト重視の床に。
小節グレードの桧フローリング実物
小節
小さな節が点在する、自然で落ち着いた表情。住宅の床として最も選ばれています。
特上小グレードの桧フローリング実物
特上小
節がごく小さく、少ない上級品。上質さと価格のつり合いが取れた一枚。
無節グレードの桧フローリング実物
無節
節のない最上級。和室や見せ場に。木目と色だけで勝負する、桧の到達点。
IN THE HOME

納めた桧の、その後。

囲炉裏部屋の羽目板・腰板施工
囲炉裏のある部屋の腰板に。
囲炉裏部屋の天井羽目板施工
天井に張れば、香りが降りてくる。
天井羽目板の仕上がりクローズアップ
仕上がりの表情は、天井でも際立つ。
ABOUT US

数字にできる実績と、
数字にできない心と。

1968
創業(昭和43年)
4.97
レビュー600件以上
20,000
年間販売実績
100%
国産無垢桧

親子三代、受け継いできた技術。

昭和43年の創業から、親から子へ、そのまた子へ。乾かし方、削り方、節の見極め ── 桧一筋の技術を、三代かけて磨いてきました。

新しくできることは、新しく。

加工の心臓部・モルダーは2026年に最新機へ更新。受注や在庫管理は最新のAIで自動化。人の手と目を、事務ではなく木に使うためです。

この床の先の、顔を思う。

この一枚の上を、素足の子どもが走るかもしれない。お客様の顔を思い浮かべながら仕上げる ── 最後はそこに尽きます。

桧の無垢フローリングの上で笑顔でハイハイする作り手の娘

この床の上で、
うちの娘も育っています。

素足で歩いて、転んで、また立ち上がる。作り手の家でも、この床は毎日踏まれています。

暮らす人の笑顔を思い浮かべながら作る ── それが、機械にも数字にもできない、最後の品質管理です。

古い技術と、新しい道具と、変わらない心。三つ揃って、林材木店の桧フローリングです。

この床は、市場でお求めいただけます。

弊社の桧フローリングは、全国の木材市場・お取扱店を通じて流通しています。

株式会社林材木店(静岡県磐田市)