製品は節の数や大小、種類によって等級が分かれています。

当店で取り扱っている無垢桧(ヒノキ)フローリング・羽目板は、木材表面に現れる節の数・大きさ・種類によって等級(グレード)を分類しています。

仕上がりの印象やお部屋の雰囲気に大きく関わるため、用途やご希望に応じて最適な等級をお選びください。


等級の種類と特徴

等級名特徴・基準
丸節大小さまざまな埋木や生節が複数含まれた、最もナチュラルな見た目のグレードです。
節の個性を活かした空間演出に適しています。
小節20mm程度以下の埋木や生節が含まれます。
節の数は以下の制限内に収まるもの:
1m・2m材:2個以下
3m・4m材:3個以下
程よく自然な風合いを残しつつ、落ち着いた印象に仕上がります。
特選上小節(特上小)ごく小さな葉節などは含まれますが、埋木や生節は含まれません
木目がきれいに揃い、より上品な空間に適した高グレードです。
無節節が一切含まれない最高等級のグレードです。
清潔感・高級感に優れ、住宅や店舗の上質な空間づくりにおすすめです。
生節埋木は使わず、生節のみが複数含まれるグレードです。
天然木の荒々しさや力強さを楽しみたい方におすすめです。

用語解説

  • 節(ふし):木の枝の跡で、黒い点や丸い模様として現れます。天然木ならではの個性です。
  • 埋木(うめき):欠けた節や穴になりそうな部分を、桧(ヒノキ)の枝から作ったコマで丁寧にふさいだものです。見た目と強度のバランスをとるために使用されます。
  • 生節(いきぶし):自然に残った節で、しっかり木にくっついており抜け落ちはしません。風合いとして活かされることもあります。
  • 葉節(はぶし):小さくて目立ちにくい節で、上品な見た目を保ちつつ、自然な木目が楽しめます。
  • 死節(しにぶし):黒ずんで木とのつながりが弱くなった節で、ぐらついたり、抜け落ちるおそれがある部分を指します。通常は埋木処理で補修されます。

ご注意事項

  • 無垢材は天然素材のため、同じ等級でも木目や色味に個体差があります。
  • 写真や見本では伝えきれない風合いがあるため、無料カットサンプル請求をご利用いただくことをおすすめします。

ご相談・お問い合わせ

等級による違いや、用途に合わせたグレード選びについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。
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